大陽線のあとの陽線

大陽線が出たら、次の足ができるプロセスに注意しましょう。

次の展開が上げならばすばやく乗り、下げであればすぐに売りです。

足の形成途中でも、買いと売りを行って利益を確定しましょう。

トンカチについて

陰線が出てすぐにそれが消えるほど、買いが入り寄付きと引けが同じ値段のときの形を

「トンカチ」といいます。

この形のローソク足が出たら、きわめて強い上昇の動きになっていくことが予測されます。

というのも、これ以上の下値なら魅力的なので買い！という市場からのメッセージだからです。

トウバについて

陽線でも、陰線でもなく、上に長いひげがついたローソク足を「トウバ」といいます。

この形は、買われて上に行ったが、最終的には売り勢力に押されて、
始値に戻ったことを示しています。

トウバのあとは、右肩上がりのトレンドが終わり、反落下落になりやすくなるサインです。

この形は株価が上にいけないで戻されたという意味で、上ひげ陽線や上ひげ陰線と同じです。
一回でも売りのシグナルです。三回続くような場面では売り時！と判断する人が増え、買いが売りに転じるサインです。

同事線について

横一本の線が引かれ、上下に伸びている形を「同事線」といいます。

この形は株価の転換点に出やすくなります。

「上がるのか、下がるのか」迷っている状態です。

次の段階の売り買いの力関係で変化します。

コマについて

ローソク足の上と下にひげが出る形を「コマ」といいます。

これは陽線のときも、陰線のときも「コマ」といいます。

この形は、強弱間が対立していることを意味しています。

その後の売買の勢いで、あがる可能性も、下がる可能性も在る状態です。